労働者派遣法では、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、介護支援センター等の社会福祉施設においておこなわれる医療業務についてのみ派遣可能とされ、医療機関（病院、診療所、助産所、介護老人保健施設、医療を受ける者の居宅等）への看護師等の派遣は、紹介予定派遣を除いて禁止されています。
当社では一般派遣だけでなく紹介予定派遣や職業紹介もおこなっておりますので、病院や診療所、介護老人保健施設といった医療機関や訪問看護での仕事に就きたいという方には、紹介予定派遣や職業紹介でお仕事を紹介することができます。

紹介予定派遣とは、派遣就業中または終了時に職業紹介をおこなうことを予定しておこなう派遣です。派遣就業中または終了時に職業紹介をした結果、派遣スタッフの方と派遣先の両者の意思が合致すれば直接雇用となります。（派遣スタッフの方と派遣先の双方が合意した場合のみ直接雇用となり、必ずしも派遣先との雇用が成立するわけではありません。）
紹介予定派遣では、派遣先の社員として直接雇用されるかどうかを派遣スタッフの方と派遣先のそれぞれが派遣期間中に見極めることができるため、雇用のミスマッチを防ぐメリットがあります。
平成16年の法改正によって、労働者派遣法に紹介予定派遣の制度が明記され、一部規制が緩和されました。
緩和された内容は、派遣期間中でも求人条件を提示し派遣スタッフと派遣先の意思確認や採用内定をおこなうことができるようになったこと、派遣先による派遣スタッフの選考が可能となったことです。スタッフの選考とは、具体的には派遣就業開始前におこなわれる派遣先による面接、履歴書の確認など、派遣スタッフを派遣先が特定する行為のことです。